こちらのページでは、湯島天満宮に隣接する湯島聖天・心城院で授与されている御朱印の種類や授与時間や授与場所などをご紹介します。
心城院の歴史やご利益、見どころなどについては、当サイトの以下↓のページでご紹介しています。
湯島聖天・心城院の御朱印 種類一覧
通常頒布の御朱印
①御本尊・大聖歓喜天の御朱印
②十一面観世音菩薩の御朱印【江戸三十三観音札所 第7番】
期間限定頒布の御朱印
・現在のところ特になし
通常頒布の御朱印
御本尊 大聖歓喜天の御朱印
令和3年バージョン
令和3年度は御朱印の挟み紙の代わりに雀?の形に折り揃えた折り紙の挟み紙をいただけた⬆️
令和元年バージョン
- お布施(値段):300円
右上の印判は「湯島聖天」と篆書体の刻印。
中央の印判は宝珠の中に歓喜天を示す梵字が刻まれています。歓喜天は2体の象さんが抱き合う像容をしていることから、「夫婦和合」や「相思相愛」など男女の愛情を高めてくれるご利益があるとされます。
故に梵字の形もまるで2つの梵字が並んでいるかのようにも見えます。
歓喜天とは?
歓喜天は、お聖天様(しょうでんさま)の名前で親しまれる神様で、仏教の天部という神様のグループに属します。
歓喜天様は他の神様が聞いてくださらないようなお願いも聞いてくださる、神様と言われています。
歓喜天信仰というものあり、おそよ江戸時代の頃から広まったといわれています。
商売繁盛や夫婦円満、恋愛成就や病気平癒など多くのご利益をもたらしてくれる神様です。
江戸三十三観音第7番札所 十一面観世音菩薩の御朱印
- お布施(値段):300円
十一面観音(じゅういちめんかんのん)は、仏教の信仰対象である菩薩の一尊で、観音菩薩の変化身(へんげしん)の1つでもあり、六観音の1つでもあります。
頭部に11の顔を持つ菩薩で梵名は「11の顔」、「11の顔を持つもの」の意味があります。
十一面観自在菩薩心密言念誦儀軌経によれば、10種類の現世での利益(十種勝利)と4種類の来世での果報(四種功徳)をもたらすされます。
十種勝利とは
- 離諸疾病(病気にかからない)
- 一切如來攝受(一切の如来に受け入れられる)
- 任運獲得金銀財寶諸穀麥等(金銀財宝や食物などに不自由しない)
- 一切怨敵不能沮壞(一切の怨敵から害を受けない)
- 國王王子在於王宮先言慰問(国王や王子が王宮で慰労してくれる)
- 不被毒藥蠱毒。寒熱等病皆不著身(毒薬や虫の毒に当たらず、悪寒や発熱等の病状がひどく出ない。)
- 一切刀杖所不能害(一切の凶器によって害を受けない)
- 水不能溺(溺死しない)
- 火不能燒(焼死しない)
- 不非命中夭(不慮の事故で死なない)
四種功德とは
- 臨命終時得見如來(臨終の際に如来とまみえる)
- 不生於惡趣(悪趣、すなわち地獄・餓鬼・畜生に生まれ変わらない)
- 不非命終(早死にしない)
- 從此世界得生極樂國土(今生のあとに極楽浄土に生まれ変わる)
また、東京都内にある33箇所の観音札所、江戸三十三箇所(えどさんじゅうさんかしょ)のうちの1か所でもあります。
限定御朱印
現在のところ、心城院には限定御朱印は授与されていないようです。