東京都文京区の根津神社は、1900年以上前、日本武尊が創始したと伝えられる、由緒ある神社です。
つつじの名所としても有名な根津神社ですが、どのような御朱印が授与されているのでしょうか。
こちらのページでは、根津神社の御朱印の種類や初穂料(値段)、授与されている場所や時間などについてご紹介します。
根津神社でいただける御朱印一覧
通年頒布の御朱印
🌺根津神社の御朱印
🌺乙女稲荷神社の御朱印
🌺駒込稲荷神社の御朱印
🌺東京十社の御朱印
期間限定頒布の御朱印
🌺謹賀新年 正月の御朱印
🌺つつじ祭の御朱印
なお、御朱印の種類やデザインは変更になることがあります。
こちらのページの終わりでは、根津神社で過去に授与されていた御朱印も取り上げます。
注意
令和五年現在、根津神社では社号(根津神社)の御朱印しか、頒布されていない。
また、御朱印帳への記帳はなく、書置きのみの頒布。
なお、変更になっていることもあるので、詳細は社参前にでも公式ホームページなどを要チェックや💘
根津神社の通年頒布の御朱印一覧
それでは、それぞれの御朱印を写真付きでご紹介していきます。
根津神社の御朱印
令和五年ver.
平成30年バージョン
「奉拝 根津神社」とありますが、根津神社の部分は印判(スタンプ)となっています。
この太く美しい文字は、有栖川宮幟仁親王(ありすがわのみや たかひとしんのう)の筆によるものだそうです。
有栖川宮幟仁親王は幕末から明治時代にかけての皇族です。
習字がお得意で、明治天皇の師範でした。
中央には「根津神社」、右側には「元准勅祭十社之内」という朱印が入っています。
「元准勅祭十社之内」とは、現在の「東京十社」の1つだという意味です。
- 初穂料(値段):500円
乙女稲荷神社の御朱印
境内の千本鳥居の先にある乙女稲荷神社の御朱印です。
根津神社の御朱印と同じく、本殿脇の授与所でいただけます。
- 初穂料(値段):500円
乙女稲荷神社の御朱印は令和五年5月現在、頒布なし
駒込稲荷神社の御朱印
境内社の1つ、駒込稲荷神社の御朱印もいただけます。
- 初穂料(値段):500円
駒込稲荷神社の御朱印は令和五年5月現在、頒布なし
東京十社の御朱印
- 初穂料(値段):500円
右下に見える「元准勅祭十社之内」の印判の意味とは、現在の「東京十社」のことを指す。
「東京十社」めぐりをされる場合は、専用の御朱印帳や各神社のミニ絵馬(各300円)、すべてのミニ絵馬を飾れる大絵馬(2,000円)も用意されていますので、ぜひご利用ください。
東京十社専用の御朱印帳への記帳も令和五年5月現在なし。書置きの通常頒布御朱印を自分で貼付ける(要確認)
東京十社とは?
東京十社とは、1868年(明治元年)に、明治天皇が准勅祭社として幣帛(へいはく:供え物)を捧げ、東京の鎮護や国民の平安を祈願された10か所の神社です。
勅祭社とは、江戸時代以前、国家鎮護のために天皇陛下からの勅使が遣わされる習わしのあった神社です。
明治時代、天皇が東京に移られたのに際し、この勅祭社に準ずる神社として、10か所の神社が「准勅祭社」に定められました。
現在では、勅祭社の制度がなくなっているため、「元准勅祭社」と呼ばれています。
1975年(昭和50年)、昭和天皇のご即位50年を記念し、元准勅祭社である10か所の神社を巡礼する企画が立案されたことが、東京十社めぐりの始まりです。
期間限定頒布の御朱印
🌺謹賀新年 正月の御朱印
初穂料:1000円
頒布期間:正月期間限定(なくなり次第終了)
頒布場所:本殿脇併設の社務所(授与所)
根津神社では令和四年あたりから切り絵タイプの御朱印を頒布されている模様💘
右半分に社号の墨書き、左半分に楼門とその手前に架かる神橋の高欄が見える。
左端に「令和五年 初詣」の墨書きが当御朱印が正月期間に頒布された事実を物語る。
🌺つつじ祭の御朱印
初穂料:1000円
頒布期間:正月期間限定(なくなり次第終了)
頒布場所:本殿脇併設の社務所(授与所)
つつじ祭の御朱印は2019年から頒布枚数限定で登場した御朱印となる。
正月限定御朱印同様、右半分に社号(根津神社)の墨書き、左半分には‥これはどうやら根津神社の本殿が切り絵で表現されている模様💘
その本殿手前には、つつじをあらしらった切り絵も見られる。見事!
ちなみに現地受付にてお聞きしたところ、2023年は4月1日より4000部の頒布開始にて、14日に頒布終了となった。
‥‥といぅことは、わずか2週間足らずで4000部が無くなったことになる。
本年度もらえなかったコノヤロー共は、次年度は早々に社参することをオススメしておく💘
⬆️境内に咲き誇るつつじの様子が写し出されたクリアファイルも特典でもらえた💕
根津神社の御朱印の受付場所or時間
画像引用元:根津神社
根津神社の御朱印授与所の場所
- 御社殿脇(向かって右側)の授与所
御社殿脇には、お守り・お神札の授与所と、御朱印の授与所があります。
同じ建物内で、一続きのカウンターですが、入口が分かれており、御朱印の受付へは向かって右側から入るようになっています。
混雑時は、授与所前に列を作れるように、紐が張られています。
中央の扉は、気候や混雑の具合に応じて、開いていることも、閉まっていることもあります。
根津神社の御朱印授与時間
- 1月:9時30分~16時30分
- 2月:9時30分~17時
- 3月~9月:9時30分~17時30分
- 10月:9時30分~17時
- 11月・12月:9月30分~16時30分
【参考】根津神社の拝観時間(開門・閉門時間)
- 1月:6時~17時
- 2月:6時~17時30分
- 3月:6時~18時
- 4月・5月:5時30分~18時
- 6月・7月・8月:5時~18時
- 9月:5時30分~18時
- 10月:5時30分~17時30分
- 11月・12月:6時~17時
根津神社の御朱印「混雑状況(混雑具合)」
根津神社では、御朱印の受付で長時間待つことは、普段はほとんどありません。
通常の平日は、どの時間帯も、ほぼ待つことなく拝受できます。
土日祝日は、日中を中心に多少混雑することが多いものの、書くのに時間がかかるものではないこともあり、数分の待ち時間で順番が回ってくることがほとんどです。
ただし、初詣やつつじ祭りの時期など、特別な行事のある場合は行列ができ、30分前後待つこともしばしばありますから、時間には余裕を持ってお出かけください。
ちなみに、「平成最後」というタイミングだった2018年のゴールデンウィーク中は、ちょうどつつじ祭りの時期と重なったこともあり、参拝・つつじ苑への入園・御朱印拝受にそれぞれ1時間前後かかるほど混雑したこともありました。
根津神社の御朱印帳
根津神社では、2種類のオリジナル御朱印帳が授与されています。
種類や初穂料(値段)など詳しくは、当サイトの以下のページ↓でご紹介しています。
【豆知識】御朱印の歴史や由来
寺社をめぐって御朱印を集めるのがブームとなっていますが、あなたは御朱印についてどれくらいご存知でしょうか。
以下のページ↓では、御朱印の歴史や呼び方、御朱印をいただく時のマナーなどについて詳しくまとめていますので、これから御朱印集めをされる方は、ぜひぜひ!ご一読ください。
【補足】根津神社の過去の御朱印
根津神社では、以前から上掲の3社の御朱印が授与されていましたが、近年、デザインに変更がありました。
以下では、以前授与されていたものをご紹介します。
根津神社の御朱印
根津神社の御朱印は、以前は社号まで手書きでした。
乙女稲荷神社の御朱印
乙女稲荷神社の御朱印にも、社号が墨書きされていました。
また、中央の社号印も別のものでした。
駒込稲荷神社の御朱印
駒込稲荷神社の御朱印も、乙女稲荷神社のものと同様の変更があったようです。
以前は社号が入っていました。
根津神社の住所・お問い合わせ先
- 住所:〒113-0031 東京都文京区根津1-28-9
- 電話番号:03-3822-0753(受付時間9時~17時)
- ホームページ:http://www.nedujinja.or.jp/