【2025年🐍不忍池弁天堂の”巳成金大祭”】開催日(時間)や混雑状況と小判と財布の申し込み方法を..お知る❓

例年、不忍池の弁天堂では「巳成金大祭」と言う例祭が催されます。

巳成金大祭は「みなるかねたいさい」と読みます。

巳成金大祭とは、弁天堂で祭祀されている「弁才天」を縁日を盛大に祝う祭典のことです。

2025年の「巳成金大祭」の開催日程・開催時間

開催日：9月21日（日）
※例年９月最初の「巳の日」

開催時間：早朝５時から午後１７時まで
（午前10時から午後14時までは「所願成就・大般若祈祷会」が催されます。

巳成金大祭でいただける縁起物（お守り）一覧

この巳成金大祭で参拝客の目当てとなるのが「巳成金小判」と「福財布」です。

小判	1,500円
袋小判	2,000円
小判肌守	1,500円
福財布	1,500円
福財布（ファスナー開閉式）	2,000円

↑実際に授かった小判と福財布（ファスナー開閉式）

巳成金小判とは？持ち方は？

巳成金小判とは、江戸時代の小判に上述の蛇の身体をした神様である「宇賀神」が刻まれています。

これはお守りとして肌身の近い場所で持ちます。

福財布とは？使い方は？

福財布は持ち歩かずに自宅で保管して「現金（五円玉のような銭、お札）」や宝くじ、馬券などの金運と縁のあるものを入れるようにすると良いそうです。

銀行から引き出した現金も福財布へ入れて保管して、福財布から取り出して使用すると極端な浪費が減り、金運を呼び込むそうです。

これらの「巳成金小判」と「福財布」は授与数が限定されており、ちまたの噂では昼頃には売り切れていると言う話です。

ただし遥々、遠方から参拝に訪れて目当てのお守りを授かれないと言うのも悲しい話です。

そこで不忍池・弁天堂では事前に上記、巳成金小判と福財布の予約を行っています。

予約方法は、話をして現金書留で郵送希望か、当日、授与されるかのいずれかから選択できるようです。

令和６年巳成金　お守り（小判・福財布）及び祈祷札　郵送授与のお知らせ

巳成金大祭の「巳」の意味とは？

巳成金大祭の「巳」とは干支では「蛇」のことを指し、成金とは「成金（なりきん）」、つまりは「金が成る」のことを指します。

これらは弁才天のご利益に基づくものですが、・・

しかし何故「蛇」が弁天堂と関係があるのか？

実は弁天堂で今日も素敵に奉祀される弁才天には使役する神使（しんし/使い＝配下）がおり、古今、それが「白蛇」といわれる。

弁才天は鎌倉時代以降、「宇賀弁才天」を頭上に乗せて「蛇神」としても崇められるようになる。

この頃より首上が人間、下半身すべてが蛇神の姿態をとる「宇賀神（うがじん）」と素敵に習合し、「招福、蓄財、開運」などの利生を具有する神として尊崇が寄せられるようになる。

そして、時代が下るごとに有力者から庶民層にまで信仰が素敵に広がり、やがて天下に広く知られるところとなる。

その信仰を顕現させたものが、不忍池弁天堂の存在そのものであり、毎年９月中旬になると弁才天とその神使たる「白蛇」の縁日を盛大に奉祝すべく、巳成金大祭が催される。

巳成金大祭の混雑具合

巳成金大祭には例年、朝から霊験あらたかな弁財天のご利益を授かるべく、大勢の参拝客が訪れ、御堂の前には礼拝と授与品をいただくための待ち列が素敵に発生する。

この日ばかりは、いつもは静謐に満ちた穏やかな弁天堂も、年内でもっとも雑踏きわまる。

巳成金大祭とは？どんな行事？

本尊が一般公開される

不忍池弁天堂の本堂は普段は閉ざされていて中に入ることはできない。

しかし、巳成金の日は弁才天の利生と霊験を多くの人々に授けるべく、年に一度の縁日と定め、本尊が特別にご開帳される。

弁天堂の本尊・弁才天像は、平時は「厨子（ずし/豪華な箱）」で奉安されていて秘仏扱いとされる。

それ以外の期間、寺僧でも尊容を拝むことができないらしいが、年に１回の巳成金大祭のみ、人々は直に弁才天を拝し、その霊験に報恩する。

縁起物をいただくことでその利生にあやかる

古来、以下のような日は「弁天様や宇賀神の縁日」といわれ、その日を盛大に奉祝することで福徳の利生にあやかれるものとする。

✔「十二直（じゅうにちょく)＝星占い」の「”成”の日」と、同じく星占いの一種である「二十八宿（にじゅうはっしゅく）」の「”金”を指す日」

✔「十二支の暦」の「”巳”の日」が重なる月日

参拝者は、ご開帳された本尊を目にして崇敬心を改め、縁起物を持ち帰って一年の福徳を願う。

なぜ縁起物をいただくのか？

古くからこの日に礼拝して、縁起物を授かったり、或いは金・銀・銭を紙に包んで持ち歩くことで、向こう一年は招福・蓄財の利生が得られるといわれる。

神田明神-御朱印