【毎月限定御朱印キレイわ〜】小野照崎神社の御朱印の種類一覧(値段)・受付場所(時間)・混雑具合を‥‥知るつもりぃ❓

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小野照崎神社はご存知ですかぃ?

小野照崎神社は東京上野付近に852年(仁寿2年)の平安時代前期に創建された東京都内では屈指の古社です。

古来、学問や芸事にご利益があるとされ、上野の人々に慕われてきた歴史がありまする。

以下ではこの小野照崎神社の御朱印の種類や授与時間をご紹介しましょう!

小野照崎神社でのコロナ感染拡大防止対策

詳細は小野照崎神社の公式サイトにてご確認ください。

小野照崎神社で授与されている御朱印の種類一覧

通常頒布の御朱印

「小野照崎神社」の社号の御朱印

期間限定の御朱印

①月参りの御朱印
②毎月替わる御朱印
③毎月替わる御朱印(見開き2ページ使用)※大判サイズの御朱印
④稲荷神社 「例祭」特別御朱印
⑤浅間神社「
お山開き(例祭)」の御朱印
⑥「重陽の節句」の御朱印
⑦「小野照崎神社・秋季例祭」特別御朱印
⑧神嘗祭の御朱印
⑨新嘗祭の御朱印
毎月替わる御朱印とは、その月や季節のイベント行事などをデザインで表現した御朱印なので毎月、デザインが変わりまする。

頒布期間不定期の御朱印

①コロナ感染症終息祈願の御朱印

小野照崎神社で御朱印を受ける際の注意点

 小野照崎神社では見開き2ページ分を使用した大判サイズの御朱印も頒布されています。(詳細は後述)その場合、御朱印帳の2ページ分を使用しますので御朱印帳の空き具合を事前に確認しておいてください。

 御朱印帳に浄書(お書きいただける)していただける御朱印と、書き置き頒布の御朱印(すでに書かれた御朱印/手渡しのみの授与)とがありまする。

 小野照崎神社の御朱印には「透かし紙」を通常の和紙に貼り付けた二重構造の御朱印を複数、授与されています。
非常に綺麗なのですが、透かし紙の方にも絵柄や文字が書かれていたりする上、上部のみ糊付けされた状態の御朱印なので剥がれやすく、破れやすい
という難点があります。管理場所や管理方法には十分にご配慮ください。

以下ではこれらの御朱印を写真(画像)付きでご紹介しています。

通常頒布の御朱印

①「小野照崎神社」の社号の御朱印

右端に「学問」「芸能」と書かれていますが、これは小野照崎神社の御祭神「小野篁命(おのの たかむらのみこと)」のご利益を表したものです。

小野篁は平安初期の儒学者もしくは歌人として名を馳せた人物であり、ゆえに学問と芸能のご利益があるとされます。

小野篁は上野で逝去した後、地元上野の人々が生前の遺徳を讃え、神として祭祀したことから、言わば「現人神(あらひとがみ)」です。

また、当社は学問の祖として讃えられる菅公(菅原道真公)を相殿神として奉斎することから、こと学問のご利益に関してはダブルパンチの強烈ビンタ級にあります。…どゆ意味や

朱印中央のどデカイ社号印の上に金銀の小鳥が2羽見えますが、これぞまさに双方の御祭神を表したものであり、ダブルパンチで強烈ビンタ級のご利益を表したものと捉えることができまする。2回はサブぃ

  • 初穂料(値段):500円
  • 授与期間:通年
  • 授与場所:授与所(社務所の左側)




期間限定の御朱印

①月参りの御朱印 ※毎月替わる御朱印

右側に「月参り」「弥生」と墨書きされ、中央に「学芸仕事神」と「小野照崎神社」と墨書きされています。左端には参拝日が書かれています。

中央の印判は当社の社紋です。三つ巴紋と梅鉢紋が重なった独特の社紋ですが、三つ巴紋は御祭神の小野篁命、梅鉢紋は相殿神の菅公を表すのでしょう。

右上には当月の季節の鳥である鶯(ウグイス)が描かれた絵馬の印判、その下のカラフルふるふるコノヤローな模様は3月の花ということで「カンパニュラ」でしょうか。現在はこの花のデザインが毎月変わっています。(一例:5月は菖蒲(しょうぶ))

ちなみに弥生(やよい)とは旧暦の3月のことです。

月参りの御朱印・種類一覧(一例)

※以下一部、小野照崎神社公式サイトより引用

上掲写真をご覧になれば分かるように同じ月でも年度によってデザインが変わっていますので、毎年、違った楽しみ方ができるというワケです。

  • 初穂料(値段):500円
  • 授与期間:毎月1日〜末日まで
  • 授与場所:授与所(社務所の左側)

②毎月替わる御朱印 ※おおむね見開き御朱印(2ページ分使用)

小野照崎神社では、下記のような毎月の日本文化にちなんだ行事に基づいたデザインの御朱印を頒布されています。

1月:新年祭・初詣
2月:立春・初午節分
3月:桃の節句・ひな祭
4月:桜花
5月:端午の節句
6月:夏越の大祓
7月:七夕
8月:お盆(慰霊)
9月:重陽の節句秋季例祭
10月:神嘗祭
11月:新嘗祭
12月:冬至・師走

これらは現在までに頒布された御朱印に基づいたまとめ上げたものですが、変更になる可能性もあります。

夏越の大祓え(6月)

⬆️左側が「夏越の大祓」の御朱印

6月は1年の折り返しとなる時期。

1年の折り返しの地点時期に参拝することでこれまで歩んだ半年間のうちに知らぬまにコビり付いた罪業や穢れを清め、新たな向こう半年間をリフレッシュした状態で挑めるようにするのが夏越の大祓です。

上掲御朱印の中央に描かれているのが夏越の大祓で用いられる「茅の輪くぐり」です。

近年では初詣に対して「夏詣(なつもうで)」という風習がみられるように、夏越の大祓の翌日以降に参拝して、さらに気分をリフレッシュしてヤル気を増進させる風習もあります。

ご神前にて旧半年の間に犯した罪や罪業を反省して悔い改め、新たな向こう半年を健やかに清らかに、精気に満ち溢れた状態で臨むことができまする。

なお、この御朱印は下掲、「お山開き」の御朱印と合わせてセットになっています。2面写真のように貼り合わせることで、この謎が解けるような物語になっています。

ひな祭り(3月)
令和3年バージョン

見た目がキャワぃらしく、如何にも女子ウケ度満点ともいえる御朱印です。

中央に赤のラメ素材のペンシルを用い、ひな祭りでも用いる「雛飾り」がデザインされています。中央には殿ぉっ!‥と、姫様っ!‥に扮したネズ公(訳:ネズミ)が可愛ぅぃく描かれています。ネズ公が用いられた理由は2020年の干支がネズミ年だからでしょう。

一見しゅりゅと、竹下通りあたりの雑貨店で売られていしょうな、こりゅが本当に御朱印なのかと疑いたくなりゅようなデザインをしていりゃすが、列記とした神社の御朱印りゃす。 …急になんかあったんか?

なお、この御朱印は淡いピンク色をしていますが、これは上の透かし紙の方にわずかにピンクの塗料が混ぜ込んであるからでしょう。

⬆️下の和紙には金字で「雛まつり」「令和三年」と書かれている。上に見えるのは社号印。

いずれにしても最近の肩コリの度合いよりも、凝りに凝って奉製された御朱印といえます。もはや芸術品の域。…大事にし申す。

  • 初穂料(値段):500円
  • 授与期間:3月1日〜末日まで
  • 授与場所:授与所(社務所の左側)
桃花の御朱印(3月)

写真は3月の花でもある「桃花(とうか)」がデザインされた御朱印です。中央で枝にヒモをくくりつけたブランコに御祭神の小野篁と思わしき人物と後ろにタマ(猫)と左側にディホルメ化された狛犬と、その左に筆を嘴でついばんだ小鳥も見えます。

右下に見える「啓蟄(けいちつ)」と書かれた文字は二十四節気の節気の1つです。

御朱印左側に見える「桃始笑(ももはじめてさく)」は七十二候の1節です。桃はちょうど梅(2月)と桜(4月初旬)の間に咲きます。

それと「笑」ですよ!いくらワぁタクぅシメが愚かでも「咲」と記入しようとして間違ったのではゴザんせん!!

昔の人は長い冬が明けてようやく春が訪れ、その年、初めて花が咲いたことを「花が笑った」などと表現したようです。

しかしまぁ、ねぇ。なんとも憎たらしいほどの風流を感じる表現でゴンすよ。

ちょぃと、下掲写真をご覧くだせぇな。

この御朱印は、御朱印帳に書いていただいているにも関わらず、上部のみを糊付けした透かし紙を用いた御朱印であることから、写真のようにペラっとめくれます。つまり二重構造になっているんでガンすよ。

朱印帳の方には金字で「令和三年 弥生」と書かれています。下部に見える社号の印判はどうやら朱印帳の方に押印したものが、上の透かし紙に映り込んでいたようです。

しかし、なかなかユニークな発想の御朱印ではゴザんせんかぃ?

参拝者の心を和ませる工夫や、笑みをこぼしていただこうという神社側の接遇の心が垣間見えます。うきゃ

立春(2月)
令和4年バージョン

節分(2月)
令和4年バージョン

根本的な絵柄のデザインは同じだが、令和4年度は「節分祭」と記されているのに対し、令和3年は「立春」と記されてい‥‥‥申す。セツリシュシュアゥィっ(節分・立春祭を表現)

令和3年バージョン

⬆️同様に上部は透かし紙の二重構造

  • 初穂料(値段):500円
  • 授与期間:2月1日〜末日まで
  • 授与場所:授与所(社務所の左側)
正月・初詣(1月)

⬆️同様に上部は透かし紙の二重構造

  • 初穂料(値段):800円
  • 授与期間:元旦~1月末日まで
  • 授与場所:授与所(社務所の左側)




③毎月替わる御朱印(見開き2ページ使用)※大判サイズの御朱印

梅花(2月)
令和4年バージョン

令和4年度は令和3年度に引き続き、基本的なデザインはまったく同じ。‥しっクぁし、本当に凝ってい‥‥‥ます。発動くると思って身構えた?ムフフ

令和3年バージョン

梅花とは梅の花ですが、昨今の2月といえばまだまだ極寒の季節。時には積雪もあり梅が咲いた花ビラに雪が降り積もることも珍しい光景ではありんせん。

そんなシンシンと降り注ぐ純白の雪とそのフワフワとした雪が梅の花ビラや枝に降り積もる様子を描いた何とも風趣が感じられる御朱印です。

左下で歌詠みをしているのが菅公で右側に牛を背もたれにして昼寝しているのは御祭神の小野篁です。2021年は丑年であることから、んモぅ〜(訳:牛)が描かれているのでしょう。

左側の梅の樹に「如月(きさらぎ)」と書かれていすが、これは旧暦2月(現在の暦では3月)の異称です。

  • 初穂料(値段):700円(2枚セットで)
  • 授与期間:毎月1日〜末日まで
  • 授与場所:授与所(社務所の左側)
初詣(1月)

⬆️令和3年の初詣に頒布された特別御朱印

当社にこの御朱印を奉製した意図を聞いたところ、下記、小野 篁(御祭神)が詠んだ小倉百人一首にも集録されている和歌が題材になっているとのこと。

「わたの原(海の原) 八十島(いくつもの島)かけて 漕ぎ出でぬと 人には告げよ 海人の釣舟」 

意味:これは小野 篁は流罪の刑を受けた時の心境を表した詩。『小野は大海原に点在する島々を目指し、漁師の釣り船に乗って漕ぎ出したと人々に告げよ』

現今のコロナが跋扈するご時世を荒波に例えて、それを突き進む様子を描くことで、くじけずに前向きな姿勢で取り組むポジティブ志向な1年になれば‥‥という思いを込めて頒布したとのこと。オホ

  • 初穂料(値段):700円(2枚セットで)
  • 授与期間:毎月1日〜末日まで
  • 授与場所:授与所(社務所の左側)
皐月(5月)※端午の節句※

この絵柄を見て疑問に思った方もいると思いますが、これは中国の有名な故事である「龍門瀑」が題材として用いています。

小野照崎神社の関係者たちが鯉の背にまたがって、豪快かつ楽しく滝をのぼっている姿を描いています。….関係者たち? まさに「鯉のぼり」。

滝の上にいる龍は鯉が滝をのぼる終えると龍に生まれ変わるとされる伝承に基づくものです。

この故事では多くの魚の中でも唯一、鯉だけが滝をのぼることができたとされ、その後、龍になったとあります。自らの子供の成長も努力を積むことで偉大な人物になって欲ちぃ….という、いわゆる端午の節句(男の子の節句)の願掛けのようなものなんでゴザんしょ。オホ

なお、この御朱印は二重構造になっているため上をめくると下に描かれているものが見えます。

⬆️めくったところ

  • 初穂料(値段):700円(2枚セットで)
  • 授与期間:毎月1日〜末日まで
  • 授与場所:授与所(社務所の左側)
文月(7月)※七夕※(令和2年・令和3年バージョン比較)

⬆️令和3年

⬆️令和2年

この御朱印は小野照崎神社で初めての試みが用いられた御朱印です。見た目は天に煌めく天の川の左右に立つ乙姫様と彦星様をロマンチックに描いたものですが、なんとぉぅっ!おぅイエぃっ!ヘイっ、マンゴっ!暗闇に持っていけば光るんです!! …1,2,3⬇️

⬆️令和2年バージョン

⬆️令和3年バージョン(ちょっち写真映りが‥‥( ;  ; ))

以上、令和2年と令和3年を比較すると参拝年月日の違いだけで他は特に見当たらないようですが、夜、いつ見ても心が和む御朱印です。

⬆️令和3年度は素敵てきてき快適かもぅぉ〜んな「栞(しおり)」がもらえた!

この七夕の御朱印を見て気になった方も多いとは思いまするが、何やら俳句のようなものが見えます。

これは相殿神である菅公の次の和歌が題材になっているとのこと。

彦星の ゆきあひを待つ かささぎの 渡せる橋を われに貸さなむ

この歌は菅公が無実の罪で政敵の讒言により都を追われ、大宰府に左遷させられた時に詠んだ歌です。

意味:彦星が織姫と抱き抱きチュっ💋ぶチュっ💋(接吻)する際、七夕の日に天の川上にできる橋(カササギの橋という)を私にも貸してくれ。今すぐにでも都にいる妻の元へ還ろうぞ!

  • 初穂料(値段):800円(2枚セット※見開き)
  • 授与期間:7月1日〜8月末日まで(変更の可能性あり)
  • 授与枚数:頒布枚数制限あり(先着順)※頒布枚数は非公開とのこと
  • 授与方法:通常ですと帳面に直接押印させて頂くものですが、感染症の警戒期間中は書き置きのみの対応
  • 授与場所:授与所(社務所の左側)

④稲荷神社 「例祭」特別御朱印

境内社である稲荷社にて毎年「旧暦の午の日」に斎行される稲荷社例祭を奉祝して特別頒布される御朱印です。うきゃ

⬆️境内稲荷社

1620年9月19日に長左衛門という庄屋が祭祀した稲荷だったことから、「長左衛門稲荷(ちょうざえもんいなり)」とも呼ばれています。

当初は上野台地に鎮座していたようですが、天海大僧正が江戸城の鬼門(東北)封じとして寛永寺を建立するにあたり、現在地に遷座しています。

なんでも、稲荷神の神使(現代訳すると”パシリ”のこと)であることから、「狐の尾の先が照る」として、小野「照崎」神社という社号が誕生したという嘘のような本当にような俗信まであったようです。

つまりそれだけ遷座後も変わらずに付近住民から尊崇が寄せられていたということでしょう。

  • 初穂料(値段):500円
  • 授与期間:4月1日より末日まで
  • 授与方法:帳面に直接押印(書き置きも有)
  • 授与場所:授与所(社務所の左側)

⑤浅間神社「お山開き(例祭)」の御朱印

6月(山開き・浅間神社例祭)

小野照崎神社の境内には江戸時代に造成されたと富士山を模した「お山(塚)」である「富士塚(下谷坂本富士)」がありますが、この富士塚を包括する浅間神社にまつわる御朱印です。

この富士塚は江戸時代に造成されたものであり、都内での現存数が少数であることから、国の重要有形文化財の指定を受けています。

開山より約230年の時を経て、なおもこうして代々、脈々と塚や信仰の念は受け継がれ、老若男女、塚へ拝することで円環の極みを享受することができまする。

この富士塚の周りには囲いがあり、通常は入れないのですが、6月30日と7月1日の2日間のみ、囲いの一部となる扉が開扉され、一般参詣者の登拝が許されます。(中に入ることができまする。)

また、浅間神社の例祭である「お山開き」もこの2日間に執り行われまする。

これらを奉祝して頒布される御朱印でする。….”でする”?

このようなお山開きは山岳信仰によるものであり、霊峰・富士へ登拝したくても容易くいかなかった江戸時代、このような富士塚を築き、この塚を拝する(富士山を遥拝/ようはい)ことで富士山の登拝したことと同じだけの利益があるとしたのです。

⬆️ペラっとめくってみたところ

ちなみに「お山開き」とは、この半年間の納めと新たな向こう半年の諸願を祈念する祭典です。

⬆️境内浅間神社(お山が見える)

  • 初穂料(値段):500円
  • 授与期間:6月16日~7月15日まで(6/16~30……「不尽」金の御朱印、7/1~15……「不二」銀の御朱印。※年度によって変更になる可能性あり。)
  • 授与方法:書き置きのみの対応
  • 様式:透かし見開き(2ページ使用)
  • 授与場所:授与所(社務所の左側)
 お山開きの日程とスケジュール

6月30日(火)11時~17時/開門
7月 1日(水)10時~17時/開門
※6月30日は神事を優先のため授与所は11時からオープン

⑥「秋季例祭」特別御朱印

秋季例祭(9月)9月は小野照崎神社が現在地に移転して来た年。かつては上の照崎の地にあったのですが、縁あって当地に引っ越してきてい‥申す。

この御朱印はその引っ越し中の幽玄(ゆうげん/(秋の)趣き深い情景)な秋の山道を往く御祭神の小野篁(たかむら)公と神に仕える動物たち‥というテーマを持って創作されてい‥申す。

書かれている内容

ひぐらしの

山路をくらみ

小夜ふけて

木この末ごとに

紅葉てらせる

意味(解説)

「ひぐらしの山」の山道を、くらむまで(星の光が見られるまで)歩き続けた。
※注釈※「ひぐらし山」の所在は不明とされるが、一説には吉野の山(奈良)とも。

やがて小夜(夜)もふける(深夜に近づく)と(さらに暗闇の度合いが増し)、木の末(このうれ/梢のこと。梢(こずえ)とは枝の先の部分)の紅葉した葉々が照り輝いて(月光に照らされて君の瞳の中に見える僕の瞳の中に映る君のように美しく)見えまる。….長っ。

‥‥以上、「秋の夜長」とも云われる、秋の夜の神秘的な情景を詩にして詠んだ菅公の名句の1つ。「夜長」はちょうど9月から11月頃に用いられる季語でもありまする。

  • 初穂料(値段):800円




⑦重陽の節句の御朱印

往時の宮中では、9月9日(現在は新暦のため旧暦9月9日)を「重陽の節句(菊の節句)」と呼び、菊酒を口にしながら、観菊を楽しむという宴を催した。
※注釈※重陽=陽数の極である9が重なる日の意。

この御朱印には菊が下部でデザインされていますが、まさにその様子をイメージして謹製された御朱印であります〜る。

書かれている内容

去年今夜侍清涼

秋思詩為独断腸

恩賜御衣今在此

捧持毎日拝余香

この中国文字のような漢字の羅列の意味が分かりますかぃ?

これは菅公が太宰府へ左遷された後の901年(昌泰4年)9月10日にに詠んだ句です。題して『九月十日』とも呼ばれまする。

意味(解説)

菅公(菅原道真公のこと)は901年(昌泰4年)1月に政敵である藤原時平の讒言により、太宰府へ左遷されます。しかし、太宰府に充てがわれた新居は草が生い茂り、穴が随所に空いた屋根、垣根は形をなさず、嘘のように廃れていた。

その廃れた新居の縁側に腰掛けた菅公が、月夜に都への思いをめぐらせて詠んだ詩になり申す。

(我は)昨年の今夜(今頃)は清涼殿にて天皇の傍にて侍(はべ)っていた。(※侍る=付き従いお世話をすること)
※菅公は去年の今頃、清涼殿で開かれた「残菊の宴」に参加していた。

(その残菊の宴にて天皇の推挙により詠んだ)「秋思詩(しゅうしのうた)」は、(我が)断腸の思いで作った詩である。

(そしてその詩の出来具合への褒美として天皇から)恩賜された(いただいた)御衣(昔の立派な仕立ての衣)は、今在(今)此(ここ※おそらくこの手の中)にある 。
※おそらく菅公は月を愛でながらウっすらと涙を浮かべている

今でも、この衣は着用せずに両手で捧(ささ)げるように(天皇を敬い丁寧に)持ち、都の懐かしい匂い、宮中に焚かれた”お香”の残香を感じながら(お慕いする天皇に)、今でも毎日、拝している‥‥。

  • 初穂料(値段):800円

⑧神嘗祭の御朱印(10月)

御朱印右側に書かれている文字は神嘗祭で奏上される「神宮神嘗祭遥拝詞(じんぐう かんなめさい ようはいし)」の一文だと思われまする。

書かれている内容

伊勢乃五十鈴川乃川上爾鎮里坐須

天照坐皇大御神乃大御前爾

神嘗乃大御祭厳志久麗志久仕奉良久登

乞祈奉里天皇乃大御代乎

堅磐爾常磐爾斎奉里幸閉奉里

大神乃広伎厚伎恩頼乎弥遠永爾蒙良志米給閉登恐美恐美母白須

神嘗祭とは?

神嘗祭(かんなめさい)とは、当年に収穫された稲(米)などの新穀を天照大御神に最初にささげ、日々の恵みに感謝する祭礼のこと。

秋は米の収穫の季節。取れた米は神からの恵み物として、まず先に神々に召し上がっていただこうということである。

  • 初穂料(値段):1000円

⑨新嘗祭の御朱印(11月)

新嘗祭とは?

新嘗祭は「にいなめさい」と読むのが一般的だが、「しんじょうさい」とも読む。

「新」は新穀。「嘗」は召し上がっていただくことを意味する。

神嘗祭と新嘗祭の違い

双方ともに内容は同じなので同義に思えるが、神嘗祭は天照大神に新穀を召し上がっていただくための祭礼であり、新嘗祭の方は新穀を供えた後、天皇がその新穀を食べる。

ちなみに天皇即位後に初めて執り行う新嘗祭を「大嘗祭」という。

そのことをこの御朱印に描かれた図絵でも表現している。たとえば、神嘗祭の御朱印には「神宮」と書かれているとおり、伊勢神宮での祭礼の様子が描かれている。

新嘗祭の方には天皇が新穀を口にすることから、「皇居」での祭礼の様子が描かれている。

  • 初穂料(値段):1000円

神嘗祭の御朱印と新嘗祭の御朱印は合わせると一枚の図絵になる!

上掲写真は2つの御朱印をつなぎ合わせたもの。一枚の屏風に描かれた絵巻のようになりまする。

 小野照崎神社の月替りの御朱印は初穂料(値段)、授与方法、授与期間が変動する

初穂料(値段)の変動について

小野照崎神社の月替りの御朱印は制作コストの加減もあるのか、その月々によって初穂料(値段)が異なる場合があります。

おおむね500円〜1000円の間で変動していますが、2ページサイズの御朱印は700円〜1000円が相場です。

非常に凝った作りのキレイな御朱印なのですが‥‥‥、金の切れ目が縁の切れ目、赤貧ボンビーな方は‥‥‥あ、どないしょ。オホ

授与期間

授与期間も変動があり、「毎月1日〜末日まで」 or 「当月1日〜翌月末日まで」

などと様々です。

なお、御朱印の授与期間については小野照崎神社の公式サイトで案内されています。

授与方法

直接押印・浄書 or 書き置き

小野照崎神社の御朱印はコロナ禍の対応に限定せず、元来、直接押印・浄書 or 書き置き頒布のものとがあります。書き置き頒布の御朱印は御朱印帳へ書いていただくことはできない御朱印です。

頒布期間不定期の御朱印

①コロナ感染症終息祈願がなされた「遥拝」特別頒布の御朱印

御朱印の後ろに見える「想 祈」と書かれた冊子がセットになって授与していただける御朱印です。

中央に御祭神の小野篁命と菅公やその神使?動物??たちが描かれた御朱印です。この御朱印には「遥拝」と銘打って授与されていることからも理解できる通り、「想 祈」とはまさにその遥拝を示した言葉です。

神様を心の拠り所として離れていても「想うこと」。そして「祈ること」で神様とのつながりを肌身に感じていただき、コロナという病魔と向き合っていただきたいという思いが込められた御朱印になるとのことです。

  • 初穂料(値段):500円
  • 授与期間:不定期
  • 授与場所:授与所(社務所の左側)

②御大礼奉祝 限定御朱印 ※頒布終了※

御大礼の重儀である「即位礼 正殿の儀」と「大嘗祭(だいじょうさい)」という2つの祭儀を奉祝して特別頒布された2ページを使っての見開きの御朱印です。

具体的には「大嘗祭奉祝」の御朱印と「即位礼奉祝」の御朱印と2種類あるのですが、それぞれをつなぎ合わせると‥‥なんとぉぅ!1つの絵柄になりまする。

⬆️上の面(2重構造)⬆️下の面

画像提供:小野照先神社

  • 初穂料(値段):1000円
  • 授与期間:10月1日~11月末日まで
  • 授与場所:授与所(社務所の左側)

小野照崎神社の御朱印の授与場所・授与時間

授与場所

小野照崎神社の御朱印は境内入口、鳥居をくぐった先に見える社務所(授与所)でいただくことができます。

⬆️小野照崎神社の授与所と右側・社務所入口

授与時間・定休日
  • 9時〜16時まで(16時キッチリに締まります。16時前に並んでいた方はいただけます。)
  • 定休日:なし(年中無休)

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小野照崎神社の御朱印所の混雑具合

小野照崎神社の境内は、ドッシリとした歴史の重みが感じられる飾り気のない境内ですが、それとは打って変わり、御朱印は実に華やかで可愛ぅぃ〜♡ことから、女性に人気があります。

したがって平日でも窓口に3人〜5人並んでいることも珍しくはありんせん。

ちなみに下掲写真は3月3日(ひな祭り)の日の午後15時30分くらいの様子ですが、3人並んでいる様子が見えます。

実はこの日、当神社に40分近く滞在していたのですが、平日にも関わらず窓口に5人並んでいるシーンもありました。

土日祝日やGWなどの連休になるともう少し人数が増えることが予想されますので、待ち人数5人と見積もって、待ち時間がおおむね15分くらいでしょうか。

ただし、上記、御朱印の種類をご覧になった通り、多種類の御朱印を授与されており、中には朱印帳に浄書する御朱印もあることから、浄書した場合は当然その分の時間がかかります。

なお、当神社の授与所では御朱印帳を預けて番号札をいただく形式ではなく、その場でいただく対面式授与になりますので、その場で並んで待つことになりまする。

小野照崎神社の御朱印帳

小野照崎神社では御朱印帳も取り扱っておられます。

種類や初穂料(値段)など詳しくは、当サイトの以下のページ↓でご紹介しています。

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小野照崎神社の場所と交通アクセス

  • 所在地:東京都台東区下谷2丁目13-14
最寄駅

・東京メトロ日比谷線 入谷駅(4番出口より徒歩3分)
・JR山手線 鶯谷駅(南口より徒歩7分)

小野照崎神社の駐車場

神社公式の駐車場ありんせん。ご祈祷の方のみ境内に駐車可能。「ご祈祷の方以外の駐車は固くお断りします」とのことです。

そこで以下に小野照崎神社周辺の駐車場をご紹介しておきましょう。

【豆知識】御朱印の歴史や由来

寺社をめぐって御朱印を集めるのがブームとなっていますが、あなたは御朱印についてどれくらいご存知でしょうか。

以下のページ↓では、御朱印の歴史や呼び方、御朱印をいただく時のマナーなどについて詳しくまとめていますので、これから御朱印集めをされる方は、ぜひぜひ!ご一読ください。

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